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巨大地震ではどうすれば?
巨大地震が発生したら、
住民の皆さんが、絶対に
やってはいけないことがあります!
水洗トイレは使えません!
下水を流してはダメです!!
えっ!困っちゃう?
トイレ我慢できない
○ 大地震の揺れで建物内の排水管が
損傷した場合、トイレなどから
下水を流すと、下の階の部屋の
排水口から大量の汚水が溢れ出す
可能性があります。
○ 建物内の排水管の
損傷を点検して
安全確認が
されない限り、
トイレは勿論
全ての排水を
しないでください。
○ 過去の大震災で上下水道が復旧するのに約30日
要したこともあります。
携帯トイレを使ってください。
"排泄物"は自宅で保管を!
○ 発災後は、ゴミ収集も当分中止されるでしょう。
水洗トイレが使えない間は
携帯トイレを使ってく
ださい。
排泄物は防臭袋などに入れ、
自宅内で保管してください。
○ 通常、人は一日6-8回排泄するので、1週間で
50回にもなります。2人世帯で100回分程の
携帯トイレと、排泄物を保管できるゴミ袋と、
収納容器、トイレットペーパー、消臭剤や防臭袋
手洗い用の消毒液、などを各家庭で備えておきま
しょう。
○ 管理組合の防災委員会から「ゴミ収集の再開
案内」が出るまで、他の全てのゴミも同じく
自宅内に保管してください。
マンション住民は、
"在宅避難"生活の備えが必要!
えっ!私たちは
避難所に入れない?
○当マンションは耐震構造ですが、、
首都直下地震が発生し震度6強となると、倒壊は免れても
玄関扉が開かない、排水管が損傷するなど重大な被害が想定
されます。
○大震災でも避難所には入れない?
地域でライフラインが断絶して、周辺住宅が倒壊するなど
被害が甚大だと、避難所へ地域住民が殺到します。当マン
ションの損壊程度が、住むのに危険でない限り、避難所には
私たちは入れないでしょう。
○自宅での避難生活用の備えが必要です。
そうなると、私たち住民は自宅内で「在宅避難」生活を送る
様になります。
防災リュックを用意するよりも、電気もガスも水道もトイレ
も使えない在宅生活を最低10日間は過ごせる備えが必要です。
○在宅避難生活では冷蔵食品から食べましょう。
災害備蓄で一番大切なのは、飲料水と携帯トイレ用品です。
数日間停電になる状況では、冷蔵庫の食品から食べるように
して、次に、停電で解凍されてきた冷凍庫の食品を食べます。
レトルト食品や缶詰などは家族が好きな食品を備蓄して、
普段に近い食生活を過ごせるようにするのが良いそうです。
まずい非常食では10日間も我慢出来ないでしょう。
そして、カセットガスコンロとガスボンベは、その為の必需
品なので忘れずに備えておきましょう。
もちろん、ケガに備えて医療品も大切ですね。
★もしもエレベータに閉じ込められたら!
◎エレベータに設置した
「非常用救援ボックス」
を使って救助を待って
ください。
大災害では防災委員会の指示に
従って行動してください。
◎ マンション管理組合では2022年に防災委員会が
設置されました。
大震災時の以下のような災害対策を行います。
:住民の安否確認を行い救命・救護活動を実施
:マンションの建物設備の損害、安全確認を実施
:ライフラインの被災・復旧情報を確認、住民へ告知
:建物の損害判断から、上下水道、トイレ等の排水
禁止処置や、臨時ごみ置場の設置、発電機での
スマホ充電など、、、
住民のための災害時対策を実施します。
非常時には住民の皆さんのご協力をお願いします。
◎ 防災備品を整備し、防災備品倉庫に保管してます。
◎ マンション住民の防災知識を深める
「防災体験フェス」を開催して行きます。
防災体験フェスを毎年開催
してます。是非ご参加を!
マンションでは防災の取組みとして昨年も
『ミオカステーロ井荻 防災体験フェス2023』を
10月22日(日)に開催しました。
ホンモノの消防車がやってきて、消火訓練も行い
震災時の緊急トイレの紹介や、消火水槽の見学など
お子さんたちにも貴重な防災体験でしたが、消防署の
隊員の方たちもその充実ぶりに驚いていたほどです。
新年の能登半島大地震は、日頃の防災訓練の大切さを
実感しました。大震災の時に備えて、まずは在宅避難
の準備を進めておきましょう。
「防災体験フェス2023」